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現役薬剤師が本音で語る!『知っ得』健康マル秘情報 タンパク質・アミノ酸
自分の体の弱点知ってますか? 薬の飲み方間違ってませんか? 健康食品の選び方それで合ってますか? 西洋・東洋医学の観点から健康についてお話します。

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* 目次 *

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2.アミノ酸で痩せられるか? 
 アミノ酸を摂ることで痩せられる理由として、
 『アミノ酸を摂ると筋肉量が増え、その結果基礎代謝が高まり、体脂肪が燃焼するため』
 との説明が多い。
 確かに基礎代謝は筋肉量が多いほど高くなります(詳細は『なぜ太るのか?』『タイプ別ダイエット方法(2)』
 しかし、全基礎代謝のうち、筋肉が占めるのは20%程度。つまり、筋肉が1割増えても、基礎代謝は2%しか増えないのです。これはエネルギーに置き換えると20~30kcal、砂糖なら5~7gにしかすぎないのです。
 ですから、アミノ酸で筋肉量を増やしても、効果的には痩せられません。
 しかし、ここで注意!!
 だからといって筋肉量を増やしても無駄だからといって運動を控えないでくださいね。この理由は分かりますよね。色んな理由がありますが、
1.筋肉質の体は美しい。
2.筋肉が多いと基礎代謝が高くなり、痩せやすくなるのは事実。ただし、痩せるためには下半身の筋肉をつける運動をすると効果的。ウォーキングがお勧め。
3.運動はストレス解消になる。
4.運動で痩せた体はリバウンドしにくい。
・・・・・
 
3.アミノ酸の補足で筋肉量を増やせるか? 
 日本人の多くは食事で十分なアミノ酸は摂れています。ですからさらにアミノ酸を補給したからといって、筋肉量が増やせるわけではありません
 よく、筋肉量を増やすためにプロテインを飲む方がいらっしゃいますが、プロテインの飲み方を誤るとでぶでぶに太ってしまいますよ!!摂ったタンパク質の量に見合った運動をすること!!プロテインを摂るだけではただ摂取カロリーを上げるだけで結局は筋肉にならず、中性脂肪になってしまいます!!

4.高タンパク質食にダイエット効果を期待できるか?
 よく、炭水化物を控えてタンパク質を多く摂ると痩せるというが本当でしょうか?
 私はTVや雑誌でこのようなことをいう人を見ると本当に栄養学を勉強しているのかとあきれてしまいます。
 確かに炭水化物を摂ると、インスリンが分泌されます。
 インスリンの各臓器の糖代謝に関係する働きは大きく分けて3つあります。
1.「肝臓」では、グリコーゲンの合成促進,グリコーゲンの分解抑制,糖新生抑制,解糖系の促進作用。
2.「骨格筋」では、ブドウ糖取り込み亢進,グリコーゲン合成促進作用がある。ブドウ糖を取り込むことでエネルギーとして使われる。
3.「脂肪組織」ではブドウ糖を取り込み、トリアシルグリセロールとして貯蔵する。
 このように、インスリンが分泌することでトリアシルグリセロールが合成されるのは事実ですが、これはあまったエネルギーが中性脂肪になるだけ。これについては『なぜ太るのか?』で詳しく説明しました。つまり、太るか太らないかは摂取エネルギーと消費エネルギーの差(エネルギーの出納)なのです。
 ですから、タンパク質の多い食事を摂っても、摂取エネルギーが消費エネルギーよりも多ければ太るのです!!  
 同じような例に、脂肪合成促進遺伝子が見つかったので今後は肥満を予防できるという発表がありましたが、これも、結局はエネルギーの出納を抜きには意味を成しません。


 今日はここまで。
 次回は、炭水化物について説明します。
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1.はじめに
 タンパク質は20種類のアミノ酸がつながってできたチェーンのようなものです。つまり、アミノ酸の集まりはタンパク質。ペプチドとはそのアミノ酸のチェーンが短いものをいいます。
 タンパク質や、アミノ酸はCMや雑誌、テレビでとても注目されています。コレステロール低下作用(大豆タンパク)、血圧低下作用(牛乳タンパク質由来ペプチド、魚タンパク質由来ペプチド)、カルシウム吸収促進作用(牛乳タンパク質由来ペプチド)、ダイエット効果・・・・。
 これらの作用は本当に正しいのでしょうか?
 ここでひとつ質問があります。

 『ドリンクに入っているアミノ酸は本当に効果を期待できるのか』

 どう思いますか?
 1日に食べるご飯を茶碗に軽く3杯とすると、ドリンク剤に入っているアミノ酸はどれをとってもご飯からのアミノ酸の摂取量を上回らない。(参考:健康・栄養食品アドバイザリースタッフ・テキストブック)
 現に、私たちはご飯以外に多くのタンパク質を摂取しています。ですから、ドリンクに含まれている程度のアミノ酸の供給で何らかの効能が期待できるのでしょうか・・・。
 また、アミノ酸の方がタンパク質より吸収されやすいと思う方も多いと思いますが、どちらも90%以上の吸収率と非常に高いのです。
 さらに、量が多くなると、アミノ酸の方が吸収が遅くなるのです。なぜなら、アミノ酸は分子量が小さく(大きさがタンパク質より小さい)胃の中での浸透圧が高くなりすぎるため、それをもとに戻そうとするのに時間がかかるからだそうです。

 このようにアミノ酸やタンパク質について誇大広告がありすぎます!!ですから、本当の情報が何なのかしっかり勉強する必要があるのです。

 来週は、
【アミノ酸で痩せられるか?
 アミノ酸で筋肉量が増やせるか?
 高タンパク質食にダイエット効果を期待できるか?】
についてお話したいと思います。


 
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